youチューブの無料動画配信 映画やドラマ、アニメもいっぱい

youチューブの無料動画配信がまだまだ伸びてゆきそうだ。05年に立ち上がったばかりのyouチューブ翌年までに1000万ドル以上の投資を受け、その半年後にはGoogleによって16億ドルで買収された巨大無料動画配信サイトがyouチューブだ。昔からコンピュータの将来はマルチメディアとされてきたけれど、いわゆる動画はその最前線、その意味ではyouチューブによってやっとコンピュータ社会が未来に近づいたという事だろうか。それにしても、youチューブが出来、映画やドラマ、アニメを含む無料動画が出回り始めてたった4年である。それが既にyouチューブサーバー上の動画ファイル数は1億に迫る勢いだ。こうなるともう管理という概念を超えてしまう。youチューブ側で頭が痛いのは映画やドラマ、アニメなどの著作権侵害動画だろうけれど、それでもチェックできる数じゃないのだ。こうした中、youチューブを著作権侵害の槍玉として取り上げる向きと、既成事実として認めてしまおうとする現象がおき始めている。

youチューブの無料動画公開、この流れを止めるのは難しい。

youチューブの無料動画、既に数が1億に迫っていると書いたけれど、今後更に本数は増える。youチューブと同様のサービスはあるのだけれど、数において圧倒的だし、youチューブを取り込んだ周辺サービス、例えば携帯youチューブなどのサービス伸張も著しい。こんな中、数億ドル単位の訴訟がyouチューブに投げかけられているけれど、訴訟のスピードはネット社会現象のスピードに追いつくわけがないから、youチューブを訴える事で解決しようという感覚そのものが間違いかもしれない。だって人には基本的に「見られたい・見せてあげたい」という欲求があり、そこではしばしば著作権意識などは無視されるでしょ。youチューブのサービスがそこにビシッとはまったわけで、アニメやドラマ、映画などをそっくり投稿するような「超確信犯」は別にして、全体を取り締まれるような余裕はyouチューブには無いのだ。

無料動画、youチューブ上のサーバーデータに著作権を付ける事の非現実性

youチューブの無料動画コンテンツを著作権侵害として訴える側もあれば、むしろyouチューブを活用してしまおうという向きもある。ここらあたりは日本のテレビ局も勉強してほしいところ、NBCはyouチューブと提携しちゃって、プロモーションビデオの無料動画配信をしたり、CBSもyouチューブと契約関係にあり特別動画を流している。スポーツ界ではNHLがyouチューブに載せて試合のダイジェストを流している。これらの動きが加速されてゆくと、youチューブが既存メディアの新たなメディアになる方向性が見えてくる。こうなると著作権云々の議論がバカバカしくすら聞こえてくるなぁ。実業界でも任天堂やナイキがyouチューブで製品のコマーシャル配信を始めたし、もはや著作権でyouチューブを議論するのではなく、youチューブありきで著作権法を見直す方が現実的かもしれない。ただし、youチューブで未だに無くならないのが誹謗中傷系のパロディ無料動画、これはなんとかしないといけないし、場合によってはタイやブラジルのように国家統制としてyouチューブへのネット接続が一時ストップするという事も発生している。

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